以下は、Microsoft IIS 8.0(Windows Server 2012)及び、Microsoft IIS 8.5(Windows Server 2012 R2)で、CSRを生成する手順です。
一般的なウェブサーバでの基本的な手順を記載していますので、参考資料として確認してください。お客様のシステム環境や構成・設定状況などにより、手順や画面表示が変わることがありますので、ウェブサーバの仕様及び、設定手順等のご不明な点など、詳細は、レンタルサーバ会社・サーバマニュアルで確認してください。
以下の内容によって生じた結果について、弊社では一切の責任を負いかねることをご了承ください。
秘密鍵とCSRを生成
[ツール]から、[インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャ]を開いてください。続いて、[サーバー証明書]をダブルクリックしてください。
右側の操作メニューから、[証明書の要求の作成…]をクリックしてください。
識別名プロパティ画面が表示されますので、識別名(ディスティングイッシュネーム)を入力し、[次へ]をクリックしてください。
識別名 | 入力例 | 注意 |
---|---|---|
一般名 | www.example.com *.example.com (ワイルドカードの場合) | SSL導入サイトのURL SSL接続の際のURL:FQDN |
組織 | EPICE CORP. | 正式英語企業名 |
組織単位 | SALES DEPT. | 部署名 部署がない場合、 – (ハイフン) |
市区町村 | TOSHIMA-KU | 都道府県より一階層下の市区町村名 行政区分(市、区、郡、町、村)を示す語は省略可 |
都道府県 | TOKYO | 都道府県名 行政区分(道以外の都、府、県)を示す語は入力不可 |
国/地域 | JPを選択 | 国名を表す2文字のISO省略語 |
暗号化サービスプロバイダのプロパティ画面が表示されますので、[Microsoft RSA Schannel Cryptographic Provide]を選択し、[ビット長]で、2048を選択して[次へ]をクリックしてください。
CSRを保存するディレクトリ、ファイル名を入力する画面が表示されますので、任意のパス、ファイル名を指定し、[終了]をクリックしてください。
指定したパス、ファイル名で生成したCSRがテキストファイルとして保存されます。
生成したCSRファイルを開き、証明書の申請に利用します。
CSRは、破線の行も含みますので、ご注意ください。
—–BEGIN CERTIFICATE REQUEST—–
・・・暗号化情報・・・
—–END CERTIFICATE REQUEST—–
キーペア(秘密鍵・公開鍵)のバックアップ
IIS 8.Xは、取得したサーバ証明書をインストールするまで、キーペアをバックアップできない仕様です。
サーバ証明書の申請中に[保留中の要求]に影響を与える変更を加えないよう、充分に注意してください。