Apple社から「2020年9月1日以降、Safariブラウザが信頼するSSL証明書の有効期間を398日(約1年+1か月)に短縮する」とのアナウンスがありました。
この結果、Safariは、以下のような挙動となりますので、ご注意願います。
証明書発行日 | Safariの表示 |
2020/9/1以降 | 有効期間398日以内の証明書:信頼できる証明書として、SSL暗号化確立 有効期間399日以上の証明書:信頼できない証明書として、警告メッセージ表示 |
2020/8/31以前 | 有効期間398日以内の証明書:信頼できる証明書として、SSL暗号化確立 有効期間399日以上の証明書:信頼できる証明書として、SSL暗号化確立 |
Safariは、iPoneやIPadなどのApple社製の端末に搭載されています。
この変更は、CA/ブラウザフォーラム(インターネット上の安全なやり取りを維持するための団体)が業界統一基準として行うものでなく、Apple社が独自に行う仕様変更です。
そのため、Safari以外のブラウザで同じようなことはありません。
ただし、今後、他のブラウザがSafariを追随する可能性もありますので、注意が必要です。